酷いバッドエンドで関係が崩壊したとしても、
愛は結構壊れてなかったりする。
君の事はある程度はよくしっている。
だから余計な提案はしない。
笑顔でいられるうちに手を振る。
またね、さえも言わずに。
僕らは振り返らない。
この胸のざわめきとか、浮わつきとかは、
きっと懐かしさによるもの。
他には何もない…
気付いたら、
時間が悲しい思い出だけを風化させて、
なんとなく楽しかった記憶に刷り変えている。
たくさん傷つけられたし、
傷ついた。
それでも懲りずに少し惹かれてしまうのは、
彼女が僕の好みってことなんだろう。
愛は信頼出来るかもしれない。
信じるに値する。
…という風に考えるのは、
男の性らしい。
やれやれだ。
また傷つけたくなかったんじゃないのか…
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