静かな夜

2008年7月23日

　
　
　
　
■静かな夜
　
　
　昼間バカみたいに暑くて、
　なんも考えられんくて、
　
　
　
　昼寝して目覚めたら少し涼しくなっていた
　相変わらず俺の部屋は暑いんだけれども
　
　
　
　
　
　
　
　
　静かな夜だ
　
　
　
　
　
　
　
　何度ぐらいなんだろう、
　30度切っているのかな？
　
　
　
　
　
　
　
　また軽いジャブを食らった
　毎回読むたびに胸の奥が痛む気がする
　
　
　
　でもそれでもいいかなと思う
　だいすきなひとがしあわせならば
　
　
　どうにもならないから、
　どうでもよくなってきたんだろ？
　
　
　
　
　
　楽しけりゃいいってもんじゃないね、
　そりゃそうだ
　
　
　俺はそんだけってことさ
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　こんな夜は電話をかけたい
　
　
　
　文字だけでは俺の力なんて三分の一も発揮されないから
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　いまは潜伏期？
　
　
　
　俺はエイズウィルスか？
　気長だな
　
　
　
　
　
　
　ほんとうに何も求められていない
　それは俺が求めないから？
　ただの強がりなのにね
　
　
　
　
　
　本当に欲しいんだろうか？
　本当に一時の迷いじゃないのか？
　
　
　
　
　今一度考え直すなんてやめておく
　答えは変わらない、
　俺は争いは嫌いだけど頑固だから
　
　
　
　
　
　
　突き放されまくりの現状を見ながら
　気まぐれでサインインしてみた
　
　
　いや、
　
　
　期待しながらサインインしたら
　偶然あなたを見つけて
　
　
　
　
　でも、
　怖くて声をかけられない
　　
　
　
　
　
　
　勇気を振り絞って声をかけたら、
　すごく無愛想な返事が返ってきた
　
　
　
　返事が返ってくるだけでマシだ
　合計七文字でも
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　さて、
　
　
　
　
　
　なんだか滑稽だ
　今も昔も
　
　
　
　
　静かな夜、
　こころは乱されなくて、
　穏やかに過ごせたはずなのに
　
　
　
　それを退屈と感じて、
　わざわざメス猫に噛まれに行くという
　
　
　
　
　
　
　
　
　自分の手のひらにコンパスの針を刺して、
　円をつくる
　
　
　それを愛しいと思う
　円の中心から赤い液体
　
　
　
　おお、
　これはげいじゅつだ
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　静かな夜
　
　
　
　
　
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