NZ旅行記?

　
　
　
　
　
　おはよーございます、
　今日は九時丁度に目覚めました。
　やはり我が家のベッドは寝てて気持ちがいいですね、
　ステイの家のベッドはアレの臭いがしましたから。
　
　
　
　
　…いくらなんでもヤバすぎるよね。
　
　
　
　
　何の臭いかは、
　読んだら分かるようになっております…
　
　
　
　
　
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●3月17日（土）
　
　朝食はシリアル。
　シリアル自体は悪くないんだけど牛乳が美味しくない。
　
　
　前日の金曜日、近所にステイしてる友達と、
　日曜日にオークランドへお土産を買いに行こうと約束したので、
　この日をしのげば天国だった。
　
　
　
　この日は、まず掃除から始めて…
　やることがなくなったところで、
　モンスターが何やらアップルがどうたら言いだした。
　
　
　よくよく聞いてみるとオール アップルズ。
　要するに、
　木に実っているリンゴを全部取れ
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　ちょっとまて
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　いや、あの、
　個人じゃ明らかに無理ですよ？
　
　
　思わず独り言が敬語になっちゃいますよ。
　300個以上はあるもんこれ。
　しかも枝が入り乱れてて、
　コケが生えてて、
　得体の知れない虫がうじゃうじゃいて、
　
　
　
　
　まぁいいや
　どうせ暇だし
　
　
　
　
　というわけで、
　テーブルや自分の木登りスキルをフル活用し、
　どんどこリンゴをもいでいったわけですが、
　
　
　
　…収穫したリンゴを入れる容器がなくなりました
　
　
　
　家にあったバケツ類が全てリンゴで埋め尽くされたってことです。
　さすが俺、
　ちょっとすごくないか？
　…モンスターもさすがにちょっと休めって言ってたもんね。
　
　
　
　その後、俺が休憩していると、
　何やら電話をしているモンスター。
　え、何？
　ああ、近所の友達Tの家にバケツを借りるんだ？
　ふぅーん…
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　それはまた俺に木登りしろということですかね
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　モンスターに家の近くの交差点で目印になるよう立っとけといわれた。
　俺はいい子なのでその通りに突っ立っていた。
　
　
　ところで、
　モンスターは俺によく、頭を使えと言ってきた。
　俺は頭を使っていないんじゃない、
　最初やる時に失敗するだけだ…。
　
　
　俺はその言葉を発するときのモンスターが一番嫌いだった。
　それは俺にとって最大の侮辱だった。
　俺がモンスターを理解していなかったのと同じように、
　モンスターも俺を理解していなかった。
　
　
　
　相互理解のないホームステイなんて、
　ホテルに住んでるのと何も変わらない。
　しかもホテルに比べて当たり前だがサービスは悪い。
　生活条件は最悪となった。
　
　
　
　
　閑話休題、
　突っ立っていた俺はTを発見。
　
　
　おっちゃんが運転する車。
　俺のホストファミリーにはいない男親。
　やさしそうな人だった。
　
　
　車から降りてきて挨拶する。
　おっちゃんはモンスターといろいろ話をしていた。
　俺はリンゴを持ってきてもらった袋に詰めていた。
　その間Tは子供と遊んでた。
　…べ、別にリンゴ取りなんてロクでもない仕事、手伝わなくていいですよ！
　
　
　
　ところでそのおっちゃんは、俺を名前で呼んでくれた。
　呼ばれた瞬間俺はちょっと泣いたと思う。
　涙は出なかったけど。
　
　
　名前を呼んでもらえないというのは、意外と辛い…
　俺は心からTがうらやましくなった。
　
　
　
　日曜日利用する予定の電車のタイムテーブルを電話をかけて聞いたりとか、
　一緒に行く予定だった人に連絡つけたりとか、
　いろいろやって。
　
　
　袋一杯のリンゴとともに、
　おっちゃんとTは帰っていった。
　
　
　
　その日はそれで終わり。
　夕食のグリーンピースが嫌がらせみたいに大量に入っていて、
　ちょっと嫌気がさした。
　ああ、
　結局リンゴは八分の三くらい木に残ったままだったけど、
　たくさん取ったのでそれで許してもらえた。
　
　
　
　
　
●3月18日（日）
　
　9時半くらいにTの家に着きました。
　駅まで車で送ってもらってそのあとは電車についていろいろおっちゃんに教えてもらう。
　うーん、とてもお世話になりました。
　
　
　駅には改札がなくて、電車の中で切符を買うシステム。
　電線がなかったのでおそらくディーゼル。
　結構ゆれたけど、俺はいつもよく揺れる電車に乗って登下校してますから平気です。
　
　
　でもTは結構キていたみたいで、
　気分悪くなったら途中で降りるとか言ってたような…
　
　
　
　結局30分くらい電車に乗っていました。
　電車の窓から、雲がすごく立体的に見えました。
　雲の位置が低いとか、空気が綺麗だからとか、そんな原因はどうでもよくて、
　…ただ単にニュージーランドの空は綺麗でした。
　
　
　駅について電車から外に出て、ついでにトイレにも行って。
　なんだか妙に幻想的なトイレで、
　ブルーにライトアップされていました。
　
　
　コンビニで時間を潰したりしてもう一人の友達Sをしばらく待ちつつ、
　駅の写真も何枚か撮りましたよ。
　これが駅か？！って思うような建物だったので。
　
　
　
　Sと合流してから大きな土産物屋へ。
　そこで65＄くらい消費。
　今思えば蜂蜜をもうちょっと買っておけばよかったですよ、
　ぬいぐるみも。
　
　
　その店ではいきなりいらっしゃいませと言われて、
　面食いました。
　ガイドブックには日本語が使える店もあるって書いてあったんですけど、
　いきなり遭遇するとは…
　
　
　その店でたくさん買い物をしてから、他の店をSに案内してもらいました。
　Sは数日前にオークランドに置いてけぼりにされたらしくて、
　その時に結構さまよったらしいです。
　
　
　昼食はバーガーキング。
　日本で言う“セット”は、NZでは“コンボ”というんですよ。
　でもそれ以外は、何を喋っているのかほとんど聞き取れない…
　
　
　途中立ち寄った店で、日本語を喋れるお姉ちゃんが店員をやっているところがありました。
　とってもフレンドリー。
　何故かこの研修で知り合った友達がその店にいて、
　ちょっとその友達をいじったらお姉ちゃんがバカウケしてくれました。
　
　
　俺も捨てたモンじゃないね…
　俺と波長合うんじゃない？？
　
　
　
　最後にスカイタワーに行きました。
　オークランドで一番高い建造物。
　すでに行った友達からタワーは階段で登るって聞いていたんですけど、
　よく考えてみると、
　
　
　
　
　
　…誰が全長328メートルのタワーを階段で登るんだ。
　
　殺人螺旋階段ですか。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　でも本当の話だと思ってましたー！
　
　ニュージーランド人すげぇって完全にだまされてましたー！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　…実際はエレベーターで登るんですよ。
　階段じゃないですよ、だまされないでね。
　
　
　
　タワーの入口が地下にあったのに気付かず、
　タワー下の建物の二階に上がって、
　どこからタワーに入るんだろうって、マヌケな日本人3人、
　15分くらい悩む。
　
　
　雨が降っているから今日はタワー登れないのかなとか、
　相談していたら、
　“タワー入口はB1”ってその辺に書いてあった
　
　
　
　
　
　
　

　
　フッ…
　
　
　
　
　
　
　
　入場料を27＄払ってタワーへ。
　ちなみにバンジージャンプも出来ますが、125＄ぐらい。
　…金銭感覚バグってくるよね。
　
　
　
　まぁ俺たち3人はチキンなのでバンジーはやらず、普通にタワーを登りました。
　天気が悪かったけど結構見晴らしよかったですよ。
　写真を一杯撮りました。
　
　
　途中で日本人とニュージーランド人のハーフの子に遭遇、
　顔は日本人なのに綺麗な金髪っていう奇跡。五歳くらいかな？？
　その子のお母さんは日本人だけど英語バリバリ。
　かっこいいなぁ…
　
　
　そのフロアからさらに上に登ると、スカイデッキというところにいけました。
　何が見えたかな…景色は同じだったかな…、
　あそこは天気が悪いと雲に突き刺さる部分だと思います。
　
　
　
　ああ、ここの係員のおっちゃんはすごく親切でしたよ。
　俺、スカイタワーで記念2＄を買ったんですよね、
　2＄をいれると記念コインが出てくる機械で。
　
　
　次にSがその機械に2＄をいれたんですけど、
　…何も出てこなくて。
　さらに2＄追加しても何も起こらない。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　4＄吸い込まれた
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　…さすがに係りのおっちゃんに伝えてました。
　勿論英語で。
　あのおっちゃんは、日本人の英語を理解しようとしてくれたよ！！
　
　
　結局、Sは下の売店で記念コインもらってました。
　貴重な体験したな、ほんと。
　そんなこんなでスカイタワー体験終了。
　時間もいい感じだったのでそれでお開き。
　
　
　
　
　帰りも電車で帰ったんですが、Tがすっごく疲れてる感じだったので、
　俺は起きてるから駅に着いたら起こしてあげるよって言いました。
　
　
　ニュージーランドの電車は車内放送がないんですよ。
　なので、
　現在地を自力で確認しないといけない。
　
　
　日本人2人旅ならどちらかが起きてないと確実に寝過ごすシステム。
　つーわけで俺がそんな提案をしたんですが、
　Tがそれを聞いて寝る前に一言。
　
　
　
　
　
　
　
　ちゃんと起こしてな
　ほったらかしにせんとってよ
　
　
　
　
　
　
　
　ね、寝ぼけてたのかもしれないけど、
　俺、Tがこんなこと言う人だとは思わなくて。
　
　
　そのギャップがすごく面白いっつーかキュンとくるっつーか、
　なんていうんですか、意外性？
　
　
　ただ俺がTをよく知らなかっただけなんですけど、
　すごく面白かったです。
　へぇ、こんな可愛い人だったんだとね。
　
　
　
　念のために言っておきますがTは男ですから。
　あっちに目覚めたとかそんなことはないですはい。
　
　
　
　
　俺が起きていたので無事帰れましたが、
　駅から家までの道が2人ともうろ覚え。
　
　
　
　
　
　こんなに遠かったっけ？
　いやいや、こんなすごい店、俺見てないって。
　こっちの道は絶対おかしいやろ。
　多分こっちじゃね？
　でもこんな道通ったっけ？
　
　
　
　
　
　…みたいな。
　
　
　2人の日本人男性(18)、迷子になりかける。
　でもなんとかたどり着いたんですよ、家。
　意外に遠かった。普通に歩くより精神的に疲れました。
　
　
　ああ、Tの帰路の延長線上に俺の家があるので、
　先にバイバイして帰ろうと思ったら、
　お、俺の名を呼ぶ声がする！
　
　
　
　
　
　
　ほ、ホストマザーまで俺の名前を呼んでくれるのか…

　(今考えたら他に呼び方ないけど)
　
　
　
　
　
　
　つーわけでお茶をご馳走になりました。
　おっちゃんと喋ったりね。
　
　
　ここのホストファミリーは本当にいいなぁ…子供もちょっと変な子だけど可愛いし。
　何より大人しそう。
　
　
　俺はこの旅で分かりましたよ、
　大人しい兄弟じゃないと俺は耐えられないって。
　
　
　
　…そこで楽しい時間を過して、さよならしました。
　おっちゃんには本当にお世話になったけど、
　ちゃんとお礼をいえなかったのが心残りです。
　
　
　
　俺はそのまま泊まりたかったよ
　
　
　
　
　
●3月19日（月）
　
　ラストウィークの始まり。
　なんかこの頃からものすごくシーツが臭くなってきた…
　
　
　どんな臭いかって、
　ネズミのおしっこの臭い。
　勿論出した直後じゃなくて二日くらい寝かした感じの。
　とりあえずアンモニア臭。
　
　
　
　
　シャワー生活でついに俺も臭くなってしまったのか…
　
　
　
　
　シーツの俺が寝た部分が臭くなっていく。
　パジャマ代わりに着ていたTシャツがありえない臭いに。
　でも俺は逆に考えた、
　このTシャツには犠牲になってもらおうと…
　
　
　あまりに酷いのでマスクをして寝たりとか。
　いろいろやったけど、もうラストウィーク。
　一週間くらい、今の俺には余裕だ。
　でも臭いな
　
　
　
　この臭いは本当に俺のせいなのか…？
　本当に俺、
　臭くなっちゃったのか？
　つーかなんで三週間に一度も布団を干さんのだ。
　
　
　いや、
　
　
　
　むしろマットレスを干すスペースが、
　この家には存在しない？
　
　
　
　

　
　春都 は　カルチャーショック に　うちのめされた！
　

　
　
　
　
　この日は午後の授業でビール工場見学。
　ガイドさんの英語難しすぎ、早すぎてほとんど分からん。
　見学の感想は、
　ベルトコンベアって見ていて眠くなるなぁ。
　
　
　18歳で成人扱いされるこの国は、
　飲酒も18でオッケー。
　だからビールを最後に飲むのかなって思ったんだけど、
　なんだ、スプライトとコーラか。
　
　
　
　で、
　何故か帰りは徒歩。
　行きはバスだったのに。
　い、意味が分からない。
　
　
　
　そして家に帰る前、近所の巨大なスーパーでバーゲンがあったから、
　そっちに寄っていった。
　案の定、土産物屋より大分安い。
　
　
　
　チョコレート250グラム、
　
　
　大きい土産物屋 11＄
　小さい土産物屋 7＄
　スーパー 2．7＄
　
　
　
　…安いでしょ。
　買いましたよ、ええ。
　安い割に重いから注意しつつ。
　
　
　
　
　
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　はい、午前中から書き始めたのにまだ書き終わらないのでこのへんで切ります。
　NZ旅行記は、
　パート?まで続きそうな気がします…
　
　
　でもなかなか濃い旅だと思いませんか？
　振り返ってみれば長い春休みを有意義に使えたかなと思います。
　もうちょっとホストファミリーと相性がよければ…
　

　
　ま、済んだことなんでね。
　嫌いな人との接し方も学べたってことでよしとしましょうか。
　
　
　
　

　コメントありがとーございます！
　なんか励みになります、結構苦労して執筆してるんでね…
　
　
＞＞はるたしゃん
　
　ただいまーしー(’∀`)
　最初の一週間はほんとに鼻血祭りで洗面所ずっと占領してたよ。
　あれだ、頭をシャンプーで洗ってそのシャンプーで体も洗えってこと。
　だからハンドタオルなんかいらんwwそんなんwww日本人には無理www
　
　
　いや俺も最初見たときこれは絶対無理だなと思ったけどね、
　まぁやってみたら何とかなるもんだよ……
　
　今は一番風呂！！
　
　
＞＞あいサン
　
　だよーインパクト強いにもほどがあるよー
　途中から留学じゃなくて修行になりましたから。
　
　「とっても上手ってわけじゃない」なら、
　あんなにたくさんveryはつけないと思うけどね…
　でも嫌味みたいにveryつけられたから、そのジャバ・ザ・ハットみたいなクビしめたろかと思っ(ry
　
　
　ばあさんで歯がなくて訛り強いってほんと、ヤバすぎる。
　最後まで分からんかったし…
　うんうん、「Sunday」が「さんだい」になる。
　
　
＞＞堂木霞二さん
　
　ただいま戻りました。
　まぁ俺の運が悪かったんですよ…ハハハ…
　
　世界にはこんな生活してる人もいるってことを知れたのは、
　すごく良かったと思いますよ、そう思うんだ俺。
　まぁノンフィクションですから。
　やっぱり酷いと思うよね、この生活。
　
　でも俺の生活は一例ですから。
　最悪のケースがこれ、みたいな。
　海外イイヨ、飛行機シンドイケド。
　
　
＞＞あぼにいやん
　
　ありがとー！
　書いた甲斐あるわ。
　
　まぁ必死やったからね、しかも初体験ばっかりやったし。
　文章力は分からんけどw
　
　目の保養つーか、
　歩いてる女の人は大体豊かな胸の持ち主です。
　客室乗務員はたしかに目の保養になりましたね(’∀`)

　
　
　
　うひー、
　鼻ずるずるで痰がからむよータスケテー
　
　
　
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