確かに、
ズボンずらしてトランクスを見せながら歩いたりはしないけど。
でもサァ、ワイシャツだらしなく開いて、
ほんま暑くなったらタンクトップも着ないで直にワイシャツ。
それって客観的に見たらどうなんだろう。
どっちもどっち、じゃないかなぁ?
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俺と一般の高校生を比べてみるとする。
何が違うかって・・
まぁ身長体重顔は千差万別だからなんとも言えん。
一番の違いは服装。
まぁ大体はTシャツにジャケットとか。
そのまま街を歩いても問題ない。
中には地味が好きな人もいて、
目立たないというか・・・なんだろう・・。
少し色褪せた感じの服装をしてる人もいる。
文句はないけど若いんだからもっと派手でもいいんじゃないのー?とは思う。
残りのはよくそれで外に出られるなぁというような服装。
ちょっと来い、服選んだるから、と思うような格好。
そういう人は大体自分の身だしなみには気を使わない人が多い。
勿体無い、
今輝かないでいつ輝くんだよー。
オシャレな人もいる、かなあ。
そういう人は雑誌とか買って参考にしたりしてる・・かも。
ちなみに俺はやってません。
・・やりたいとは思ってるけど。
雑誌ねぇ・・・買うのがダルイんだよなぁ。
ま・・・
外側の違いはそんなもん。
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内側の違いとか・・。
実際、内側の違いとか俺にはよう言えん。
だって誰が何考えてるかとか分からんやん?
ムチャクチャ阿呆っぽいヤツが、
フェルマーの最終定理とか考えてたらどうする?
新しい四字熟語作ろうとしてたらどうする?
んなもんは見た目で分かるわけがない。
見た目で分からんのやったらどうやって区別するか。
わかりやすくいうと・・
春都は脳みそ空っぽで何も考えてない高校生ですよぉー
なんて言っても、
おごるようでイヤだが嘘にしか聞こえないだろう。
それは何で判断してるか。
まー、
WEB上とか、
自分の気持ちを言葉で表すことが可能な場で、
どんだけ自分を出せるかで決まるんだろうな。
言葉に表せる、というより、
表すか否か、の問題でもある。
前者は能力の問題だけど後者は性格の問題・・だ。
そりゃ、
本音を言わない人はいるだろう。
WEB上に自分の本音を並べて読んでください叩いてくださいなんて、
・・ハッキリいっておかしい。
メリット、限りなくゼロ。
内側をさらすことによって、
その人を中身から好きになるってことはあるかもしれんけど。
内側からの付き合いってのは外側からの判断(先入観)が無いから、
それだけ直接的だよなあ・・
それがメリットになるかもしれん。
だって普通に生活してて女子大生と高校生が知り合うかァ?
九州の大学生が北海道の女子高生と愛を語れるかァ?
よーするに距離を無視した付き合い方が今は可能ってこと・・だ。
酷く間接的で、不自然だけどな!
ある意味、
直接的だが。
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まとめるというか最初の話に戻るけど、
内側の違いはWEB上とかじゃないと判断できん。
つーか、
ぶっちゃけいくらWEB上でも完全に判断することは 不 可 能 。
誰が自分の内側の全てを全世界にさらしたりするんだ・・。
言ってる事鵜呑みにして、
信じないとあかん。
相手の目も見ず、声も聞かずに。
これはメチャクチャ危ない。
人を平気でだますような人とかおるからナァ。
まぁ、
だまされる時は目を見て耳で聞いていてもだまされるんだけど・・。
内側の曖昧さっていうのはそのへんにあると思う。
外側っていうのは、
極端に言えば裸になれば分かる。
でも内側は脱いでも分からない。
自分と他人の壁だ、かべ。
その曖昧な内側の、
深さ、厚み、抱える闇。
いろんな要素、
それがちょっと、ちょーーーっとだけもれてるんだろう。
その漏れたものを手にすくって、
いろいろなものが混じっていたら、
ああこの人って面白いなぁと思う。
一個の話が脱線しつつもちゃんとオチがついていて、
脱線していた筈なのに筋が通っていたりしてたら、
コイツやるやん、とか
思うだろ?
そう言う風に思わせるためには努力せなあかん。
それに、
経験とか知識もいる。
内側が素敵な人は、
経験豊富でいろいろ知ってる人だ。
多方面に手をだしてどれも中途半端でも構わんと思うよ?
広い範囲に手を伸ばしてるってことはそれだけ知ろうとしたって事だから。
それだけ多方面から世界に接しようと試みたってことだからナァ・・。
手っ取り早く内側を磨くためには読書すればいいと思う。
難しいヤツじゃなくていい、
文庫本のほら、小説が、お手ごろ価格でたくさんあるから、
手にとって読めばいい。
世界に没頭すりゃいい。
本ごとに違う世界を疑似体験したら、
主人公と自分を重ねたら・・・
実際に心を痛めたわけではないのに、
心を痛めたと錯覚することができる。
作者の考え方に触れて、あ、そうか、なるほど、と、
自分では作り出せない言葉の列にただ驚く。
その驚きで出来た心の隙間に、
その言葉の列が入っていく。
それが気持ちいい。
人は一人では不完全だから、
足りないものを補うというのはとても気持ちがいい。
そうやってどんどんどんどん他人の考え方を取り込み、
吟味し、
自分の考え方に反映させたりスルーしたり。
価値観を磨いていく。
そうやって、
内側を磨く。
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上のほうな手順を踏めば、
誰だって俺みたいな変な子にはなれる。
こんな俺にあこがれる人・・、
いるかもしれないだろ。
世界は広いから。
一人でもいたら、
その人のために、
みっともない姿は見せたくないと、
頑張れるよなぁ。
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