三つのアホ

　
　
　
・・・・。

アホという自覚のある春都ですが、
そんなアホにはアホが寄ってきます。
　
　
　
　
・・・・いらん程。
　
　
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一つ目っ
　　
　
　
　
春都、矯正してますけど、
歯が捩れてるんですね、一本。
　
　
歯をぐーーっと引っ張って治すんですよ、専用の器具で。
あとゴム（？）で。
内側にね。
ぐーーって・・。
　
　
そうするためには自ずとゴムが口の中に無いとダメですよね。
　
ゴムってどっかに引っ掛けますよね。

引っかかってんだから取れますよね。
　
飯とか食ってたら取れそうですよね？
　
　
・・・というか取れないわけがないですよね。
　
　
　
　
案の定、
取れました。
　
　
『あっ』
　
　
しかもサイアクなことに自分では取れないので、
片方が外れたまま宙ぶらりんの状態。
　
　
するめのような硬さのゴムが常に宙ぶらりん。
　
　
　
・・・はぅ。
　
　
　


不快だ。
　
　
舌を伸ばせば常にぶら下がってるゴム。
のどチンコは舌では触れないので常にぶらさがってても構わないですけど、

触れられる位置に、
なんかがぶらさがってる。

しかも取れん。
　
　
　
　
つ〜〜〜〜
　
　


マァそんなキショイの放置できませんから、
直しにいきましたよ、
学校の帰りにね。


受付でゴムが外れましたといって30分くらい待って、
診察室に入ってから、
20分くらい待つ。


んで診察開始。
　
　
「ここ外れてるんで」
　
　
指を入れて必死に意思疎通。
　
　
『うむ・・・。』
　
　
そしてゴム取りつけが始まるんかなぁと思ったら、
何故か関係ないところをいじりだす。
　
　
（おいおいおい）
　
　
『パワーチェーンが切れてるね』
　
　
（なにそれ？）
　
　
上の歯を見て欲しかったのに、下の歯を見はじめる。
歯の間にワイヤーみたいなのを突っ込む。
　
　
（ゴムだよゴム！！）　
　

『はいおわったよー』
　
　
（ゴムぅぅぅぅ！！！！！！！！）
　
　
　
　
診察台がウィーンってなって椅子状へ。
でも相変わらずゴムはちゅうぶらりんだ。
　
　
『お疲れ様です＾＾』
　
　
かんごふさぁぁぁあんお疲れ様じゃないよお疲れ様はアンタの頭だぁっぁぁあ
　
　
「先生、ゴム外れたままです」
　
　
『あぁ？』
　
　
「い、いやだからこの・・・」
　
　
もう一回診察台がベッドにトランスフォーム。
　
　
『・・・歯ぁ磨いた？』
　
　
「磨いてません」
　
　
『時間あったんだから磨いてくれよ』
　
　
（・・・・いつお呼びがかかるかわからなかったんだから仕方ねぇだろがこの（略）・・・）
　
　
口のなかを少しいじって終り。
　
　
『はい終わったよ。』
　
　
「ありがとうございます。」
　
　
（よっしゃーーーーーー！！！）
　
　
経過時間、
二分。

二分でゴム付け、
終了。

二分。
二分・・・・？

二分。
　
　
　
　
・・・・はぁ。
　
　
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※後日談

友だちと菓子食ってたら取れました、ゴム。
付けに行きましたよもう。

んで薄型最新のシリコンに変えてもらいましたよ。
おどろきの薄さと丈夫さですよ、はい。
　
んで最新なので今度は大丈夫だと思ってたら、
晩飯食ってるとときに、
　
　
外れましたよもう。
　
　
　
　
いやだもう。


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ふ、

二つめ。
　
　
あー。
なんだっけ。

そうだ。
今日の晩ご飯カニ・・・いや、

イチゴ大福食べたんだ。
　
　
ファ●マで買った、苺●娘ってやつ。
なんで商品名に娘がつくのかよくわからないけれど、
　
　
多分、形状だ。
あの、
おっぱい型がいけないんだ。
　
　
それで連想して付けたんだと思う。
いや、それ以外考えられない。
　
　
まぁ名前はいい。

俺もそれに釣られて買いましたから。
　
　
　
電車でカパッと開けて、頂く。
って、フォークも何もなし？

とりあえず、一思いに
つかむ。
　
　
おぉぉぉっ！！
　
　
揉むつかみなおす。
　
　
うおぉぅぉぉぉおお！！！
　
　
　
　
・・・と言う感じに感触を楽しんだんですけど、
いざ食おうと思ったら、
どこにかぶりついたらいいかわかりません。

そりゃ先端ですよね。

でもぶたまんみたいにあからさまに出っ張ってないんですよ。
少年誌みたいに何も付いてないんですな。
　
　
なので端っこからがぶり。
　
　
「！！」
　
　
は、はみ出る。
しかもこの、生地がアッサリ噛み切れてくれない。
こういうときのしつこさが憎い。

あぁ、クリーム？！
クリームが指にっ！
し、白いクリームがぁっぁああ
　
　
　
　
　
・・・悪戦苦闘しました。

最後の方なんて無理やり詰め込みましたもん。
服に粉とか飛び散りましたよ。
指クリームだらけですよ。
散々ですよ。
出血大サービスとして指についたクリームをやらしい舐め方しましたよ。
誰も萌えませんでしたけどね。
　
　
でも美味かったですよ。
悔しいけど美味かった。
　
　
　
だから、
だから！
　
　
君も食べてみるといい。
189円と高すぎだが、
ちゃんと真ん中に苺が入ってるぜ。
いちご25％って感じだ（少ないな？）
　
　
　
　
まぁ。
　
　
　
食べてみて感想とかあれば宜しくお願いします。
そしてあれの上手な食べ方教えて欲しいです・・・。
　
　
　
ちなみにあの感触は、張りがあればカンペキです。
脳内で張りと潤いを補完して楽しんでくださいね。
　
　
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三つ目。
　
　
これは笑えない。

二つは完全にアホ話だが、こればっかはちょっと。
　
　
朝起きてケータイを見る。
メールあり。

発信者、×××××
件名、なし
用件、　
●●●●●（俺の名前）
　
　
　
　
・・・これだけ。
あぁ。
俺って馬鹿だ。

俺は、こんなメールが着てるってのに、
のんきにグースカ寝てたんだぜ。
　
　
なんでだよ。
なんで、もうちょっと早く。

ああ。
もう。

悲しすぎる。
こんなのが続いて、
結局、なくしてしまうんだろう。
　
　
　
　
・・・。
　
　
　
ああ、
俺はアホだ。