・・・俺は、
その曖昧さで傷ついた。
曖昧さってのは君の一番の魅力で、
俺にとって一番嫌いだったところ。
曖昧すぎて本当の気持ちが伝わらない。
それがとてもいやだったんだ。
今は愛しても憎んでもいない。
強いて言えばどうでもいい。どうにでもなれ。
本当は自虐趣味なんて俺にはないんだから、
そんな曖昧でわかりにくい君なんて、
別に選ぶ必要はなかったんだ。
余計に苦しむコトもなかったろう。
茨の道を歩いてまで、
欲しいもんじゃない。
自分を騙していました。
そこまで欲しくは無かったんだ。
だからね。
俺の中で唯一色を持つ人よ?
わざわざ時間を割いてあげる。
きっと君は俺の中で不滅。
これからも俺をさいなませるだろう。
俺はまた自分の無力を嘆くだろうが、
それは少し遅すぎた。
別に嘆くほどの痛手ではなくなってしまった。
君から香る絶望の香り。
別にいい匂いじゃないけれど、ほっといていられなかった。
下らない同情から全ては始まって、
結局はお互いのせいで破滅に至る。
・・・。
なんで君は今更、
俺に好きなんて言うの。
理解できない。
こんなにも冷たくそっけなくしているのに。
嫌がるコトも、
何も言葉の服を着せずにそのまま言う。
思ったことはそのまま言う。
好意というものがまるごと欠如した、
俺の返事に。
君は何を感じた。
多分、
俺は永久にそれを理解できないだろう。
たとえ、
消極的で諦め癖のある君が、
そんな君が初めて自分から動いたとしても、
それは俺の心を動かしはしない。
もうすでに、
手遅れなのだから。
コメント
私も昔はこんな感じだった・・・(苦笑)。
しっかりきっぱりフッてあげるのが、その子のためでもあり、けじめでありますよね・・・。