Great Mother

2005年11月8日 Layabout
世界中で俺が尊敬する人々はあまりいない。
歴史の教科書に出る人も、人間臭くて汚いところもあるから。

しかしながら母だけは尊敬せずにはいられない。
 
 
母は偉大です。

--

いつも思うんだが神は信じないが母は信じている。
母には少しクセがあるのでそのクセをどうにかするとほぼ完全無敵超人だ。

母の口癖は、

『お母さんだってあんたらをほったらかして死にたくはないけど、今の時代何が起こるかわからんからね。』

と言って主に俺に対して自分の死を覚悟させてくれる。
厳しく言うのではなくあくまで世間話のように、頭の片隅にでも置いてくれたらいいよ、みたいな言い方で。

多分今の母の生きる意味は俺達を無事に大人にすること。
こんなにも俺達のためにしてくれる母をないがしろにできようか。
跳ね除けたりできようか。
 
まして殺したりなぞ、どうしてできようか。
  
 
 
世の中には子供を殺したりする超が20個くらい付くバカ親がいるが、俺の考えられる範疇で最もベストなのがうちの母親だ。
子供の育て方が天才的に上手だ。
節約すれば分かる金の大事さ。
欲しい物を我慢する、その場しのぎのやり方。
 
 
・・マザコンですか、そうですか。
いや、父も尊敬しているのでそうでもないか。

--

なので俺は母の言うことは聞くようにしています。
賢い母のやり方を学びます。
でないと勿体無い。
こんな母を口説き落とした父も拝みます。
 
 
こんな時代だからこそ、こんな年頃だからこそ、親を敬います。

こうやって頭で分かっていれば、行動にも表せると思うから。
 
 
うちの自慢は父と母です。
長生きしてほしい。

親孝行も一杯してやりたいです。
 
 
これが俺の今の気持ち。
形にして残しておく。
将来俺が迷ったらこの文を見たらいい。

一種の“道しるべ”を、ここに記す。

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